取材日:2016年12月15日 回答者:国語 砂口優子先生
若い世代(特に自分と同じく女性)の教育に貢献したいと思ったことです。
高校時代に恩師と呼べる先生に出会いました。現代文の授業をきっかけに文学の魅力に目覚め、国語の教員として教鞭を執るきっかけになりました。
常日頃、「生徒は教師を映し出す鏡である」と感じています。自分がおしえることより、生徒たちから学ぶことの方が多いと思います。
国語教員という仕事柄、読書は習慣化していますが、「聖書」や「論語」のような古典作品は、読むたびに新たな発見があり、自分の身の丈を思い知らされます。
自分の選んだ道でさらなる研鑽を積み、社会人として世界に貢献するための準備が大学教育です。自分の可能性を伸ばし、他者に尽くすために、大いに切磋琢磨することが大切です。
6年間という長いスパンで物事に取り組めることです。クラブ活動や学校行事も中・高生が一緒に行うため、縦の関係や社会性が身につきます。
都内の学校としては豊かな自然環境に恵まれたキャンパス、教員と生徒・卒業生との距離近く家庭的な雰囲気が漂う教育環境です。
小学校時代は、人生の基礎を築く大切な時期です。友達と遊んだり、お家のお手伝いをしたり、好きなことに打ち込んだり、今しかできないことに取り組んでいただきたいです。失敗したり、思うようにできない体験をしたりすることも自分を成長させるために必要な栄養です。
友人関係や進路、学習に関する相談が多いですが、生徒たちがそれぞれ真剣に考えている姿勢が伝わってきます。
生徒の表情をよく見るようにしています。言葉だけでなく、しぐさやまなざしも含めて、生徒の気持ちを察するよう心掛けています。また、一時期だけではなく、長い目で生徒の成長を見届けるようにしています。
「いじめ」とひとくくりにしてしまうとイメージが先行してしまい、実際の生徒達の関係性を見落とし、危険な場合がありますが、「友人間のトラブル」は人間関係を築く上で、避けて通れないものです。 特に思春期の生徒たちにとっては、生活の大きなウエイトを占めています。 トラブルが発生した時は、まずはじっくり生徒たちから話を聞きます。必要に応じて担任団や当該教員、カウンセラーなどとチームで対応する場合もあります。本校は開校以来、カウンセラーが常駐しており、個人情報に留意しつつ、 教員と連携を取っています。
中学生のうちは、こまめに小テストを実施したり、宿題を課したり、学習方法も含めて、授業担当者が指導にあたります。伸び悩む生徒に対しては、特別補習を行いケアをしています。秀でた能力や資質を持つ生徒に対しては、他流試合(学外のコンテストやイベントなど。近年では「模擬国連」への参加など)を促し、さらに力を伸ばすよう激励します。
生徒たちの成長を喜び、時には厳しく教え導くことができる先生ですね。
生徒も教員も個性的で、互いにそれを認め合える雰囲気がある学校なので、 居心地の良さを感じています。教員が教育熱心で向上心が高く、協力し合えるチームワークの良さもあります。昨今、抜本的な教育改革が進む中で、建学の精神を堅持しつつ、時代の変化に対応していくのが今後の課題です。
学校の理念として掲げている「ノーブレス・オブリージュ」を大切に、自分の可能性を最大限に伸ばし、周りの人々にも配慮し、尽くせる思いやりのある女性に成長していきます。
(実子はおりませんが、もし自分が)晃華で学べば、「英語」のできる「リケ女」になれそうです。一生つきあえる友人ができるのも魅力です。噛めば噛むほど味わい深い学校です。
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