父母・OBOGの評判

日本サッカー連盟より歴史のあるサッカーが校技というのが暁星内部での自慢。サッカー部員でなくても休み時間には、校内のいたるところでボールが蹴られている。じいちゃんから3代にわたって暁星の制服を着ているという正当派「お坊ちゃん」も珍しくない。卒業式にはフランス大使がやってきて、フランス語の成績優秀者には「フランス大使賞」が授与される。医学部志望者が群を抜いて多い。医師の子弟がきわめて多いためでもあろう。多いときには、クラスの半数近くの親が医師・歯科医師であるようなことも。私立の医学部への進学者が多いのも特徴。高校では出席日数・成績などが所定のレベルに達しないと、遠慮なく留年もしくは自主退学勧告がなされる厳しさもある。　幼稚園、小学校からの内部進学組が大勢を占めるので、中学からの入学組は子どもたちはともかく、親たちは完全に融和できるとはいえない。なんとなく違和感が漂うと感じる中学入学組の親は多い。個人的なつきあいでは、内部進学者と中学入学者では別々なこともあるようだが、あまり気にならない程度らしい。