取材日:2016年10月19日 インタビュイー:図書館司書 海老海 求美先生
インタビュアー:編集部教育図鑑編集部 田口亮太
編集部田口:まず、在庫書籍数を教えてください。 海老海先生:はい、25,000冊です。 編集部田口:はい、えっと、分野ってどんな感じになってますか? 海老海先生:分野は一番割合が多いのは、やっぱり文学ですね。
編集部田口:座席数はどれくらいですか? 海老海先生:座席数は40くらいですね、、図書室内は。 編集部田口:はい。 海老海先生:図書館の隣にあの、うちの学校、自実習室という別の、自習勉強だけの部屋がありますので。図書室の座席は40くらいですね。40,50くらいですね。 編集部田口:じゃあ図書室ではそこは単純にもう、その場で本を読んでるって感じで。 海老海先生:そうですね、基本的には本を読む生徒に開放しているということですね、はい。
編集部田口:生徒の利用頻度なんですけど・・・ 月、大体みなさんどれくらい借りてますか?海老海先生:ん~。 編集部:もしくは年間とか。 海老海先生:ん~、利用する子は来るんですけど。 編集部:はい。 海老海先生:利用が多い生徒そのこう、全校まんべんなく来てるかというと、ちょっと利用はそこまで無いかなと。まぁ当然、来る子は毎日3冊とっかえひっかえしていくという感じです。。 編集部田口:毎日ですか! 海老海先生:はい。 編集部田口:えぇ、じゃあもう年間だと何百冊ってなっちゃう。 海老海先生:そうですね。年間日数より貸出数の多いしてるということになりますね、そういう子は。 編集部田口:そういう子ってあれですかね、元々好きだったんですか?それとも、何かキッカケがあって、いっぱい借りるようになったんですか? 海老海先生:多分元々、小学生の時から読んでるんだと思います。 編集部田口:なるほど。 海老海先生:まぁ、平均的に月に・・・ 平均するっていうのも難しいですけど。うーん、まぁ、図書室をよく利用している生徒の平均ですと・・・によく来てる子でいくと・・・編集部田口:はい。 海老海先生:結構、10冊くらいは読んでいると思います。ですかね。 編集部田口:えーっと、あれですか、やっぱり皆さん、中学校と高校だと、中学校のほうが借りる生徒多いって言われるんですけど。 海老海先生:はい、それはもう圧倒的に中学生のほうが多いです。利用してます。 編集部田口:なるほど。だんだん受験モードになってくるんですかね。 海老海先生:そうですね、高校生になると教科も増える分、予習復習も大変になります。とか。 編集部田口:うんうん。 海老海先生:あの、日々の小テストなども増えていきますので。 編集部田口:なるほどですね。
編集部田口:生徒からリクエストがあった場合の本の発注サービスってありますか? 海老海先生:あります。はい、リクエスト制度をは、はい、設けてます。 編集部田口:実際に、どういう本がリクエスト多いですかね? 海老海先生:やっぱり文学ですね、小説類。 編集部田口:流行りのですか? 海老海先生:中学生だとライトノベルや、あとは映画化されたものの原作のリクエストが多いです。高校生になると新書やノンフィクションへのリクエストが増えてきます。編集部田口:有川浩さんとか? 海老海先生:そうですね。
編集部田口:えー、それにちょっと絡んでですけど、貸出ベスト3とか分かりますか? 海老海先生:最近の?うーん、そうですねぇ。ハリー・ポッターは落ち着いてきて、えっと、「ダレン・シャン」ですね。 編集部田口:「ダレン・シャン」? 海老海先生: ダレン・シャンという作者が書いた、「ダレン・シャン」というタイトル。ダークファンタジーものです。 編集部田口:なるほど。が、最近は? 海老海先生:そうですね、多いですね。あとは、百田尚樹さんの本も借りられてますね。 編集部田口:あぁ、「カエルの楽園」とかですか? 海老海先生:「海賊と呼ばれた男」などです。やはり映画化された作品です。でしたっけ。 編集部田口:あれを中学生とかで読むんですか。 海老海先生:そうなんです。あれ多分、某タレントが嵐の誰かが出演している映画になってるの影響もあると思います。 からだと思います。編集部田口:なるほど。(笑) 海老海先生:渋いの選ぶなぁ、と私も最初思ってたんですけど。
編集部田口:さっきライトノベルが読まれるの多いと言ってたんですけど、生徒にこういう本読んでほしいなみたいなのってありますか? 海老海先生:そうですね、やっぱり文学から入るのは誰でもそうなんですけど、そのライトノベルから別の方向の本ですね。 あの、勉強の入門の本である新書とか、新書の方面まで、ちょっと手を伸ばしてもらいたいなと思います。 もちろんまぁ、平行してでもいいですけど。どうしても、小説だけっていう風になりがちなので。編集部田口:そうですよね、小説は何も言わなくても結構みんな読んでくれるんでね。 海老海先生:そうなんですね。
編集部田口:次なんですけれども、一番好きな本とかって教えていただけますか。 海老海先生:私のですか? 編集部田口:はい。 海老海先生:私の好きな本、もう色々ありますがるんですけど、ケストナーの「飛ぶ教室」です。まさに今の中高生くらいの男の子たちを描いた、彼らの成長を描いたものなので。 編集部田口:それ先生はいつ頃読まれたんですか? 海老海先生:初めて読んだのは、高校生です。 それで、、また教員になってからも読み返してみると、「あっ、思春期ってこういう感じなんだな、こういう感じで成長していくんだな」というのがわかって。大人の心に響く名文も多いです。編集部田口:なるほどですね。 生徒たちにも読んでほしいなって思いますか?海老海先生:はい。大いにおすすめします。そうですね、はい。 編集部田口:ありがとうございます。
編集部田口:どういう生徒が多いですかね?江戸川女子の生徒。 海老海先生:江戸川女子の生徒? 編集部田口:はい。 海老海先生:は、もう本当に、異性が居ないからかもしれないですけど、のびのび活発な生徒が多いと思います。 編集部田口:なるほどですね。なんか、活発・・・ 海老海先生:そうですね、あの、今週末体育祭があるんですけど、そういう文化祭とか体育祭でもおもいっきりやって、活動する子が多いですね。そういうところで一 生懸命動いて頑張るというか。編集部田口:はいはい。それはやっぱり女子校女子高だからできるってことですかね? 海老海先生:そうですね、でもまぁ、文化祭とかって結構体育祭とかだと、女子校だからちょっと盛り上がりに欠けるとか、まぁ聞くこともあるんですけど、うちの生 徒は結構おもいっきりやってますね。編集部田口:そうなんですね。 海老海先生:はい。 編集部田口:なるほどですね。なんか僕が感じた印象なんですが、みんな大人っぽくないですか? 海老海先生:んー、そうですかね? 編集部田口:そんなことないですか!? 海老海先生:いや、全然そんなことないです。 編集部田口:そんなことないですか、あはは。 海老海先生:そんなことはないと思います、ふふ。 編集部田口:はい。ありがとうございます。 海老海先生:はい。ありがとうございました。
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