学園キャンパスは広大で4万4000㎡もあり、施設の充実ぶりは有名。この他に7万5000㎡の第2グラウンドもある。進学校として急激な躍進を遂げ、その急成長ぶりは首都圏でも大いに注目される存在であった。「規律ある進学校」をモットーに前校長時代には道徳教育に注力することで知られたが、校長交代と共に、「道徳」の扱いに若干の変化が見られるとも伝えられる。 進学実績を担保するため、カリキュラムの改訂に熱心な学校で、2009年度よりこれまでの「70分授業体制」から「50分授業」をベースにして、70分授業の長所を発展させた「100分授業」を組み入れた。土曜も隔週登校で「90分授業」を2コマ実施するなど、それぞれの科目特性に合致した十分な授業時間確保を図っている。伝統の「道徳」は「70分授業」をそのまま継続。 新しいタイプの進学校を標榜する具体的な現われとして、「教科の飛び級制度」がある。指定教科において、「飛び級」できる学力が認定された場合には、上の学年の授業を受け、定期試験等も「飛び級」学年のものを受け、その中でも秀逸な成績をマークする「飛び級生」もいるらしい。生徒の学習モチベーションや意欲喚起の面で機能することを期待した制度なのだろう。 また、十数年以上前から、普通科のほかに「医科コース」を設け、医学部志望者への手厚い態勢を整えている。2006年度からは、この「医科コース」を2クラス体制に増設し、折からの医学部志望者増加への対応は、きわめて迅速であるといえる。そうした結果、近年、国公私立医学部への合格者数もが70~80名に上っている。東大にも2桁合格者を輩出するなど、進学校として成長しつつあるといえる。
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